宿泊

催事屋は、自宅や実家から遠く離れた場所まで遠征して行って商売することも少なくありません。むしろ、慣れてくると、近場で販売することのほうが少ないといえます。片道4時間5時間は当たり前の世界なので、通うことはまずできません。

ではどこで夜を過ごすか。

催事屋の基本や車泊(しゃはく)と言われていて、これは呼んで字の如し、車に寝泊りすると言うことです。

ですから、販売場所に赴く途中、到着してから、安全に寝泊りする場所を探して起きます。

それと併せて、銭湯も大切です。銭湯さえあれば、催事屋はどこにでも行って販売するでしょう。

そんなことできないと言う人へ。私もそんなことできないと言う立場の人間でした。ですから、私は必ず宿を取っていました。

その地域でもっとも安いか、その次位に安い宿を探して。大体3000円前後の宿が多く、幅を見ると、2500円から4500円の間くらい。

もちろん素泊まりです。一月すべて遠くの売り場で販売すると考えると、平均3000円の宿に25回宿泊するとして、75000円。バカにならない出費です。それでも私は宿泊をお勧めする立場にい続けることでしょう。

車に寝るなんて、ストレスも取れないし、第一危険が伴います。

ストレス発散と危険防止のための3000円だと思えば安いものだし、次の日には、その分大目に売ればいいんです。


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